富岡製糸場の繰糸場(繰糸所)は明治5年の当時のまま保存せれていて、内部も見学できます。

富岡製糸場 繰糸場(繰糸所)設備

下の写真は、富岡製糸場の操業当初に、フランスから輸入して、日本人の体形に合わせて改良して設置された300釜のうちの2釜の繰糸機械です。 現物は岡谷蚕糸博物館に展示されています。 富岡製糸場にはレプリカが展示されています。

フランスから輸入した繰糸機 繰糸場(繰糸所)では300人の工女が一度に作業する事ができました。当時、富岡製糸場は蒸気エンジンを使った世界で最も大きな製糸場の一つでした。 繰糸機は工場建設の指導者である、ポール・ブリューナがフランスから輸入しました。 ポール・ブリューナは日本人女性の体型や、日本の湿度の高い気候に合わせて繰糸機を改良しました。 又、動力となる蒸気エンジンの燃料として石炭が使われました。 現在富岡製糸場にに残されている繰糸機は、日産サンプリンス製の自動繰糸機です。 片倉工業が1987年(昭和62年)に操業停止した時の状態で保存されています。 コレとほぼ同じ自動繰糸機を現役で使用している製糸場が安中市(碓氷製糸場)に有ります。

横形単気筒蒸気機関(ブリュナエンジン)

横形単気筒蒸気機関(ブリュナエンジン) 写真は、片倉工業が明治村に寄付した、富岡製糸場で使用していた蒸気エンジンです。 富岡製糸場が創業当時ポール・ブリューナがフランスから輸入して大正中頃の電動機(モーター)になるまで使用していたものです。 蒸気機関は繰糸場(繰糸所)に隣接する「蒸気釜所」に設置され、動力はシャフトを通じて繰糸場(繰糸所)の繰糸機に伝達されました。 日本に現存する最古の蒸気機関です。燃料には、石炭が使用されました。 富岡商工会議所では、2012年からこのエンジンのレプリカの制作を富岡市内の企業に呼びかけ、2013年に制作委員会を発足させました。 計測や部品の図面を起こし2014年には1/5サイズのレプリカを制作、2015年末には実物大のレプリカが完成する予定です。

繰糸場(繰糸所)の自動繰糸機

現在富岡製糸場に設置されている繰糸機 現在富岡製糸場に設置され、公開されている日産プリンス製の自動繰糸機。コレとほぼ同じの自動繰糸機が、群馬県安中市の「碓氷製糸場」で現在も使用されています。

碓氷製糸場の動画

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尾高惇忠 富岡製糸場 初代場長

尾高惇忠

ポール・ブリュナ
富岡製糸場の建設のために雇われたフランス人技師たち

ポール・ブリューナ

創業当時の繰糸場の写真

繰糸場

水分検査機
 
ポール・ブリュナが明治4年、フランスに発注した物、水分検査機

水分検査機

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