富岡製糸場の繰糸場(繰糸所)の内部は公開せれていて見学できます。

富岡製糸場 繰糸場(繰糸所)内部

富岡製糸場 繰糸場内部

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繰糸場(繰糸所)の内部では、繭から生糸を取るという製糸場の中でも、中心となる作業が行なわれていました。 この建物の内部の特徴は、中央に柱の無い非常に広く長い空間が造られていることです。 そのための工夫として、トラス構造を使いました。これは三角形を組み合わせた、西洋式の骨組みのことです。梁に直接の力がかからないため、柱と柱の間を、大きく取ることが出来ます。 そのため柱のない大空間を作ることが出来、作業しやすい環境が造られています。これによって大きな機械を置くこともできました。 この建物の柱や梁には当初からペンキが塗られていました。 これは使われている木材が、使用しているお湯の湿度で腐らないようにするためでした。 現在の繰糸場(繰糸所)はコンクリート製ですが、当時の床は煉瓦で造られていました。 古い写真ではその模様を確認することが出来ます。

トラス構造の繰糸場(繰糸所)内部

トラス構造は、当時の日本建築では見かけることは有りませんでしたが、現在は、東京タワーや鉄橋等で見ることが出来ます。 トラス構造は、複数の三角形による骨組構造のことで、結合部である「節点」はボルトやピンなどで結合されています。 中程には、湿度対策のため「すのこ」のように間隔が開いた構造にもなっています。 トラス構造の繰糸場内部
富岡製糸場繰糸場(繰糸所)内部のトラス構造をクリックして拡大

トラス構造が見える繰糸場内部

内部の床面は当初は煉瓦でした

繰糸場の古い写真をご覧ください。□の中をご覧ください。床面が煉瓦であることが確認できると思います。 又、中央にフランス式繰糸機が2列に並び、両窓際に揚返機が設置されている様子も判ります。窓にはカーテンが付けられていることも確認できます。

繰糸場の床面は煉瓦でした

1等工女の錦絵 この錦絵でも、床面がレンガ造りであることが、ハッキリ確認出来ます。 高下駄と赤い襷は1等工女だけに許されていました。初代の煙突に鎖の「はり」が四方に張ってあるのも確認できます。

参考資料:富岡製糸場パンフレット(英語版)

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尾高惇忠 富岡製糸場 初代場長

尾高惇忠

ポール・ブリュナ
富岡製糸場の建設のために雇われたフランス人技師たち

ポール・ブリューナ

創業当時の繰糸場の写真

繰糸場

水分検査機
 
ポール・ブリュナが明治4年、フランスに発注した物、水分検査機

水分検査機

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