世界文化遺産の富岡製糸場は鉄水溜が有ります。

非公開だった鉄水溜が公開されました。

製糸の工程で大量の水が必要で貯水施設は必要不可欠でした。
当初はレンガ積みで作られましたが、水漏れが激しくその後(1874年明治7年)鉄製で造られました。
日本で現存する鉄製構造物では最古と言われています。
輸入された鉄板を横須賀造船所の関連施設(横浜製造所)で基本的な造作が行われ、組み立ては富岡製糸場内で行われたと言われています。組み立ては造船の技術のリベット接合が用いれれています。
土台の礎石は、南牧村から切り出した椚石(くぬぎいし)が使用されています。
当初は2段積でしたが、水圧を上げるため、現在は5段積となりました。
直径15.0m 深さは最深部で2.4m有ります。
約400tもの水を溜めることができました。
2006年に国の重要文化財に指定されています。

当初は、富岡製糸場の北側を流れる「高田川」から、水を引いていましたが、水量が一定しなかっり、雨後には不純物が大量に混ざることなどの弊害があり、富岡製糸場の下を流れる「鏑川」から モーターで汲み上げる方式に変わります。 当初は2段積だった椚石(くぬぎいし)を5段にして水圧を上げました。 今は使用されていませんが、配管の後はそのまま残っています。

鉄水溜の配管跡と思われる穴から中をのぞいてみたら、こんな感じでした。

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